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2006年10月 7日 (土)

生まれ故郷で内覧会

 おはよーでござんす。すがすがしい朝ですね~。お外の空気が気持ちいいです。本日、のりぞーは、会社で一人でお留守番です。というのも、本日、僕の生まれ故郷・大阪府池田市で新築完成内覧会を開催しているから、営業さんは全員、池田にいっちゃってます。寂しいざんす。

 少々、この物件のことをご紹介させてもらいますね。事業主は乾土地エンジニアリング(有)さんと㈱フジックス建設さんです。設計・施工はフジワラ設計事務所が行っています。僕も、すごくお世話になっている、おじい様軍団ですね。で、この新築物件の素晴らしいところは、24時間熱交換気調システムを採用しているところです。ここで、住宅の歴史を使って説明していきますね。

 1973年、中東では第四次中東戦争が勃発し、OPECが原油価格の値上げを実施した為、前年比2倍の値段まで原油価格が上昇し、日本では、時たまニュースで見るのですが、トイレットペーパーや洗剤などの石油商品を買い込む為に奥様連中が「キャー!キャー!それ私のよ~!」と殺到する映像をご記憶されてると思います。これが、第一次オイルショックですね。

 1978年、イラン革命がおこり、イランでの石油生産が中断した為に、この時も第一次オイルショック並に原油価格が上昇しました。この時は、第一次オイルショックの学習効果から、パニックにはならず、政府の「省エネ」という呼びかけのもと、車に乗る量を意図的に減らしたりといろいろな努力をしてのりきりました。

 日本などの先進国の大半は、中東の限りある資源(石油・石炭)に大幅に依存している為、政府主導の「省エネ」が急務だったんですよね。当然、住宅産業にも、この「省エネ」の政府指導は強まってきます。では、具体的に政府はどの様な省エネ対策を住宅メーカーに指導してきたかというと、高気密・高断熱の住宅を作りなさいと指導してきたのです。わかりやすくいうと、「魔法瓶の家」を作りなさいと言ったわけですよね。タイガーの魔法瓶の中のミソスープはいつまでもあったかいですもんね!要は、冷暖房費を使わない家を作れと言っているんです。

 ところが、その結果、どういった弊害が生まれたのかというと、①結露が発生しちゃいました。マンションなんかに住んでおられる方なら、よくわかると思うのですが、冬場、室内で、暖房をガンガンにしてると、外気との温度差で窓のところで物凄い結露が生まれますよね。で、この結露は、窓枠を腐らしたり、水で柱が腐ったりというとんでもない弊害を生みました。それともういっちょ、②シックハウス症候群が発生したのです。人体が取り込む空気というのは約57%が室内空気になります。この室内空気の中には、最近、ニュースにもなった、パ@マなどの一酸化炭素や、これまた最近ニュースになったアスベスト。そのほかにも、少し前に問題になった、ホルムアルデヒド。などなどのたくさんの有害物質が魔法瓶の中を滞留し続けます。その結果、お子さんのアトピーの大量発生や、喘息といった、人的弊害が発生しました。今は、どのメーカーも☆☆☆☆(フォースター)という接着剤の少ない建材を使っていますが、ゼロではないんですよね。また、この手の有害物質は複合的になることで、より人体に悪影響を与えます。

 そこで、政府はあわてて、2003年に建築基準法を改正して、すべての居室で24時間換気するよう、義務付けたわけです。だから、2003年以降の建物は全部、24時間換気システムを行っているのですが、では、どの様に換気しているのかというと、ほとんどの建物で、部屋を仕切るドアの一番下を少し空けていたり、あの「カシャ、カシャ」と開け閉めするやつで(これもドアの下部についてるのが大半です。)換気をしているという建前になっています。でも、アトピーや喘息のお子さんの数が減らないのはなぜなんでしょうね。

 昔、レイチェル・カーソンの書いた「沈黙の春」という本を読んだのを思い出します。有害物質は、人体から放出されずに、ドンドン、ドンドン体内に蓄積されていきます。花粉症なんかがいい例ですが、ある一定の器の量を超えたとたんに、一気に症状が発生します。そして、何よりも恐いのが、母乳を通して、子供達にも受け継がれていってるという状態ですね。これも、本で読んだのですが、猿山のサル達の間で、年々、奇形のサルが増えているということです。これは、東京湾のお魚も同じです。つまり、親から子へ遺伝していく過程で、有害物質の器の容量がドンドン小さくなっていってるということです。だから、親が新築の家に住んでも、平気なのに、子供はアトピーや喘息といった警告を発するということですね。

 お風呂を考えてみてください。上は熱々なのに、下は水だったというご記憶がございませんか?。空気も同じです。あったかい空気は上方に向かい、冷たい空気は下に向かうのです。これで、ドアの下部を開けているからといって、本当に換気が出来ているのか疑問に感じます。まあ、本当に出来ているのなら、一酸化炭素中毒なんて発生しないですよね。

 今回の新築物件の熱交換気調システムは、ナショナルの製品なんですが、強制的に機械で、24時間吸気と排出を繰り返すことで、常に空気循環を実現させています。ただ、どうしても、機械で強制換気を24時間していると、電気代が高くつくんじゃないかと思われがちですが、冬場を例にとると、外気の冷たい新鮮な空気を取り入れて、室内の汚れた温かい空気を排出する時に、機械で熱交換を行うんですよね。故に、外気の新鮮な空気は、ある程度温められた形で室内に入ってくるので、冬場は暖房設定を21度くらい、夏場は冷房設定を27度くらいに設定するだけで、常に室内が新鮮で心地の良い温度で保たれるわけなんです。だから、消費電力も少なくてすむわけですね。すごいでしょう!

 池田市鉢塚3丁目、土地100.03㎡、延べ床105.30㎡、価格3980万円は一見の価値ありですよ。さぁ~、みんなで見に行ってくださいね。

 なんか、大学の卒論書いてるみたいやった。疲れた・・・。

 

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「住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

今日のブログは素晴らしいですねえ!
あのお爺様ペアの24時間熱交換気調システムをここまで、わかりやすく説明できるのは中村さんだけでしょうねえ。
こんな仲介屋さんに物件を任せられると、お爺ちゃん達(事業主さん)も安心ですよね。私も反省します。
ぃよっ!不動産屋の鏡!!!

投稿: 通りすがりの者 | 2006年10月 7日 (土) 11時25分

 ありがとうデござんす。この説明を、うちの営業さんが出来るようにになるまで、昨日は深夜の2時までかかりましたよ。今は、眠くて死にそうです。(笑)

投稿: のりぞー | 2006年10月 7日 (土) 12時31分

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