生涯賃金逆算
おはよーでござんす。いよいよ、明日から、夏の甲子園が始まります。ということで、のりぞーは、明日、朝5時起きして、甲子園にて「ようこそ西宮へ」の人文字をしに行かなきゃなりません。洒落にならない早起きですね。まぁ、これもお仕事!頑張ります。しかし、こののりぞー様が、まさか甲子園で人文字をするとは、思わなかったです。
今日は、趣向を変えて、生涯賃金から不動産を考えてみます。
2007年度の労働政策研修・研究機構による、学歴別生涯賃金の数字です。
中卒 平均2億2000万円
高卒・短大卒 平均2億6000万円
大卒・大学院卒 平均2億9000万円
中卒の人の場合は、16歳から社会人で、高卒の人の場合は、19歳から社会人、大卒の人の場合は、23歳から社会人。
住宅ローン5000万円を35年返済で、金利平均 2.5%で返済した場合、総支払額75,074,160円になります。
中卒の人の場合、仮に25歳で物件を購入したとして、支払いが終わるのが、60歳。
(生涯賃金)2億2000万円-(家代)7500万円=1億4500万円
平均寿命を80歳として
1億4500万円÷(80歳-16歳)=226万円/年
つまり、年間税込226万円で生活をしていかなくてはならないことになります。また、5000万円の物件を購入した場合の、生涯賃金のおける、家の割合も、約34%となり、メンテナンス・リフォーム・固定資産税等々を考慮すると、人生の約1/3~1/2を住まいの為に費やしたことになり、ん~と首を振りたくなりますね。
3000万円の物件を35年 金利平均2.5%で考えてみると、総支払額約4500万円となり、
2億2000万円-4500万円=17500万円
17500万円÷(80歳-16歳)=約273万円/年
4500万円÷2億2000万=20.4%
これぐらいが、人生の約1/3が住宅関連費という感じになります。
大卒の人の場合、仮に30歳で5000万円の物件(総支払額約7500万円)を購入したとして、完済は、65歳。
2億9000万円-7500万円=2億1500万円
2億1500万円÷(80歳-23歳)=約377万円/年
7500万円÷2億9000万円=約25.8%
メンテナンス等々込みで、生涯賃金の約1/3は家代という感じですかね。
こうやって考えてみると、日本人のほとんどの人が、住まいというモノの為に、生涯かけて働いて稼いだお金の1/3~1/2を費やしているという結果になっちゃいますね。
国土が狭く、情報やモノ・カネが一極に集中してるが故の計算結果なのでしょうが、住居系の費用に、食費や教育費などの生きていくために必要な費用を全部合算するとしたらと考えると、末恐ろしくなるのでした。
なんだか、もうすこし、高尚なお金の使い方、例えば、オペラとか、ミュージカルとか、盆栽とか、尺八とか、詩吟とか、ん~、全部やりたくないですね~(^O^)
なんかあると思うんやけどな~。やっぱり、「家族の為に」に、行きつくんでしょうね。それが、共有の喜びというモノなんでしょうね。
物件情報!ちらほら出ては来るんですけどね~。これっ!っていうのがないですね~。微妙・・・。まぁ、それもこれもエルニーニョ現象のせいということで。ではでは。
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コメント
のりぞー社長風に
おはようでざんす
今日は不動産決戦日がんばってく下さい
さて生涯賃金ですが
不動産業界の方たちの使途はどうでしょうか
飲み?飲み?おん ?
現在までの飲み代を計算すると家が建っている方も
多いことでしょう
がんばって日本経済をアングラマネーから
明るくしてください
投稿: suidouya | 2008年8月 2日 (土) 07時36分
ふ~。その分、メタボリックになって、体も壊しているんでしょうね。
投稿: のりぞー | 2008年8月 2日 (土) 17時33分