« リアルタイム財政赤字カウンター | トップページ | 頭を切り替えて »

2009年3月23日 (月)

道路行政

 こんにちわでござんす。よっしゃーーー!侍ジャパン決勝戦進出、おめでとうございます。いよいよ、宿敵韓国との戦いですね。2勝2敗で来てますので、なんとか最後に勝ってほしいものです。

 さて、当社が受けている物件での出来事です。その物件の接道は、建築基準法第42条2項で規定された道路になっております。

 建築基準法において、道路とは原則、幅員が4m以上ないと道路とは認められておりません。ただし、幅員が4m未満でも、建築基準法施行前から使われていた道路で、行政から指定を受けた場合は、道路とみなされます。これを、「二項道路」とか「みなし道路」と呼びます。

 この二項道路に接している敷地に、新しく建築物を建築する際には、『セットバック』をする必要があります。原則、道路中心線からお互いに2mの範囲で後退して建築するわけですよね。これは、法律で決められている義務になります。違反をしますと、法第101条にて100万円以下の罰金に処されます。

 ところが、このセットバック、要は、必要な後退距離をあけて建築物を建てなさいということなので、空地があればそれで良しとなるわけです。何も、道路形態にしなければならない義務はないんですよね。

 さらに、ここで言う、建築物とは、法第2条の「用語の定義」において、「土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)、これに附属する門若しくは塀」となっている為、植栽やら樹木は、必ずしもこれに含まれないことになります。通行の邪魔やけどね~。

 さて、今回の物件の場合、敷地本体が道路面から一段下がった土地になっております。その場合、さらに、法第44条(道路内の建築制限)において、以下のように書かれています。

第四十四条  建築物又は敷地を造成するための擁壁は、道路内に、又は道路に突き出して建築し、又は築造してはならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する建築物については、この限りでない。
 地盤面下に設ける建築物
 公衆便所、巡査派出所その他これらに類する公益上必要な建築物で特定行政庁が通行上支障がないと認めて建築審査会の同意を得て許可したもの
 地区計画の区域内の自動車のみの交通の用に供する道路又は特定高架道路等の上空又は路面下に設ける建築物のうち、当該地区計画の内容に適合し、かつ、政令で定める基準に適合するものであつて特定行政庁が安全上、防火上及び衛生上支障がないと認めるもの
 公共用歩廊その他政令で定める建築物で特定行政庁が安全上、防火上及び衛生上他の建築物の利便を妨げ、その他周囲の環境を害するおそれがないと認めて許可したもの
 
 つまり、極端な話、44条1項を読み解くと、セットバックした土地の地下に地下室をつくっても良いとのことになるわけです。ひょえ~。
 
 ゆえに、本件の場合、道路面から一段下落しているわけですから、セットバックしている部分の道路面までは、構造物の構築が可能であるという見解になるわけですね。
 
 なんだか、ややこしいですかね。でも、法律って、いろいろ調べていくと本当に面白いものだなぁと思うのでした。
 
 おしまい。

|

« リアルタイム財政赤字カウンター | トップページ | 頭を切り替えて »

「住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« リアルタイム財政赤字カウンター | トップページ | 頭を切り替えて »