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2009年9月 3日 (木)

大和の国

 おはよーでござんす。今日は、少々真面目に書き込んでみます。

 多分、そう遠くない将来において、もう一度我々は苦難を迎えることになるような気がするので、その時の心構えとして、社員さん達に伝えた内容です。

 日経BPネットの時評コラム、日下公人の「世界に誇れる日本の相互信頼社会」(2009年7月10日)及び、「日本化する米国、米国化する日本」(2009年7月24日)

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090710/166663/

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090724/169746/

を読み、再確認しました。

 また、加藤恭子さんの著書『私は日本のここが好き!外国人54人が語る』の中にも、外国人から見た日本人にとって当たり前にしていることに対する考え方の素晴らしさを再認識させられます。

*一部抜粋しますね

1.スクランブル交差点での傘の群舞■

     高層ビルのレストランで、アメリカから来た老夫妻との食事
    を終えて、廊下に出ると、雨が降り出していた。廊下から外を
    見下ろすと、そこはハチ公広場前の大きなスクランブル交差点
    で、信号が青になると色とりどりの雨傘がひしめいていた。老
    夫妻は足をとめ、じっと窓から見下ろした。

         私たち、こうするのが大好きなの。日本のことが一番よ
        くわかるから。雨の日、そしてことに渋谷のような大きな
        交差点。ほろ、あちこちの方向へ動く傘をよく見てごらん
        なさい。ぶつかったり、押し合ったりしないでしょ? バ
        レエの舞台の群舞みたいに、規則正しくゆずり合って滑っ
        て行く。演出家がいるかのように。これだけの数の傘が集
        まれば、こんな光景はよそでは決して見られない。
   

     この言葉に、海外に合計15年も住んでいた文筆家の加藤恭
    子氏は次のような感想を持った。

         内なる「外の眼」(JOG注: 海外生活体験を持つ日本人
        の眼)を意識している私も、ここまでは気づかなかった。
        いつもせかせかと急いでいる私は、「傘の群舞」に眼をと
        めたことすらなかったのだ。真の「外の眼」のみが指摘で
        きる特徴だったのだろう。

     日本人には「せかせかとした雑踏」としか見えないスクラン
    ブル交差点で入り乱れる傘の群れを、この老夫妻は「規則正し
    くゆずり合って滑って行く」日本人の姿として捉えていたので
    ある。

 実力主義、成果主義、はたまた相互人事評価等など、欧米の超資本主義、市場経済主義がドンドン日本に輸入され、大企業でもその人事評価を採用する会社が続出しています。古来より培ってきた美徳、相互信頼、謙遜、譲り合い、和を以て貴しとなすの精神が、欧米の強奪主義にズタズタにされ始めています。

 行きつくところまで、行った強奪主義の市場経済のなれのはては、サブプライムローンやリーマンショックで答えが見え、その反省にたった彼ら欧米が今、何を始めているのかというと、「サムライ精神」であったり、「義理・人情」のお勉強です。

 政府のプロパガンダ的存在のハリウッドが、今更、ハチ公物語のリメイク版『HACHI約束の犬』を全米公開するのは、何をいわんやです。要は、「我慢を覚えなさい!」のお勉強会ですね。(^O^)/

 「MOTTAINAI」運動まであるそうですよ。

 右肩上がりの拡大を続ける世界経済から、パイが縮小しだすデフレ社会に世界が移行する中で、日本人的感覚が大事であるということに、ようやく世界が注目し始めたのでしょう。

 だから、まず、僕らがしないといけないことは、原点に戻り、身近なところで家族、会社の仲間を大切にし、互助の意識で日々を生きていくということだと思うのでした。

 疲れたので、おしまい。

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