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2009年12月17日 (木)

JALな出来事って

 おはよーでござんす。いや~、やっぱり忘年会ラッシュで見事体調を壊してしまいましたね。昨日は、ゴルフもなく完全OFFだったので、一日中寝まくって大分楽になりましたよ。やっぱり、ほどほどが一番ですね。

 親方日の丸号であるJALの再建問題が揺れに揺れています。現在、JALでは、約8000億円の退職給付債務のうち約3900億円の積立不足が発生しており、再建の足かせとなっているようです。

 現在は、簿外債務となっているこの退職給付債務も、国際会計基準が導入されると、バランスシートに計上しないといけなくなり、一括処理の可能性や、財務体質の悪化で株価下落などのリスクをはらんでおります。

 でも、これってJALだけの問題ではないんですよね。ネットで「企業年金 積み立て不足」と検索すれば、すぐに出てくるんですけど、その他の有名企業の年金積立不足状況は、

東芝 7707億円

三菱電機 6766億円

本田技研 4815億円

NEC 3351億円

ソニー 2697億円

クボタ 1739億円

三洋電機 1733億円

キャノン 1575億円

富士写真フィルム 1219億円

と、錚々たる企業が、年金の積み立て不足に陥っております。

 で~、どういった処理になるのかというと、現役・OBの2/3の同意で年金支給額を減額するのですが、なんだかこの図式って、日本国の運営とそっくりで嫌な予感がするんですよね。

 人口が増加傾向にあり、インフレと金利上昇中の間は、ネズミ講方式でお金をまわしていたものが、人口減少に伴い、このネズミ講方式が破綻しているわけですね。

 足らずのお金は国債発行という形で穴埋めをしているのですが、要は、将来の税収の先食いと同じことで、つけを後世にまわしているだけにすぎません。

 しかも、その残高が1000兆円に近づき、もうすぐ国民金融資産と肩を並べる状況が出現するわけですから、恐ろしいことです。

 そのつけは、近い将来、JALと同様に、現役世代にしわ寄せがきます。世界第3位の経済大国のデフォルトが国際的に許されるはずもなく、考えられる処理方法は、大増税か、ハイパーインフレでチャラしかないのです。

 大増税の場合、消費税30%なんて馬鹿げた数字が出てくるみたいですし、財産税とかの復活も考えられるでしょう。賢い人達は、さっさと海外へ資産を逃避させ、ますます空洞化が進むものと思われます。

 また、ハイパーインフレは、国債価格の暴落が引き金になるのでしょうが、とんでもない円安も伴って、資源のない国の末路が見えます。

 無駄をなくすと言っていた政権は過去最高の予算を組むわけですから、なんのこっちゃらですね。ここ数年は、国債の国内処理も可能でしょうが、もう限界が見えてきていますよ。

 結局、増税と福祉の大幅カットがセットになって初めて、国の財政バランスがイーブンになるのでしょうから、僕らが老人になる頃のことを考えると、空寒い気持ちになりますね。

 にも関わらず、JALのOBが支給額カットに抵抗しているのは、GMを壊した労組と同じ、老害にしか見えません。

 老人が多く、若者が少ない。政策は老人向けの政策をすることが、選挙に勝てる唯一の方法となる時、世代間の内紛が起こりそうな気がする今日この頃なのでした。

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