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2010年7月29日 (木)

隣接葬儀場に対するフェンス設置請求事件

 おはよーでござんす。いきなりの雨ですね。ここ連続して晴天が続いていたので、大分ましになりましたね。恵みの雨です。

 最高裁にて面白い判決がでました。

 京都府宇治市の葬儀場そばの住民が「葬儀や出棺の様子が家の中から見え、平穏な生活を送る権利が害される」として葬儀場の目隠しフェンスのかさ上げと慰謝料を求めた訴訟の上告審判決が29日、あった。


  最高裁第三小法廷(堀籠幸男裁判長、退官により那須弘平裁判官が代読)は「主観的な不快感にとどまり、我慢すべき限度を超えているとはいえない」と述べ、
  改めて住民側の請求をすべて退ける判決を言い渡した。

  フェンスのかさ上げを認めた二審・大阪高裁判決を破棄し、住民側の逆転敗訴が確定した。


  葬儀場は建築、営業に違法性はなく、周辺に高さ1.8メートルのフェンスも設置していた。
  しかし、住民側は「2階から場内が見え、常に緊張とストレスを強いられる」として、フェンスをさらに1.5メートル高くするよう求めていた。

 この裁判、一審、二審とも住民側の勝利だったのですが、最高裁でひっくり返されました。

 もともと民法には、隣地境界から1m以内にある窓で、他人地(宅地)が見られる窓には、目隠しを設けるように要求する権利が隣家にはあるのですが、本件みたいに、道路を隔てた嫌悪物?にたいしての判決が出てしまうと、ありとあらゆる葬儀屋さんが困ってたことでしょう。

 まぁ、最高裁は、至極まっとうな判決を出したと思います。それよりも、恐ろしいのが一審・二審とも住民側が勝利したことのほうですね。

 しかし、法律の解釈って本当に難しいですね。

 大変、勉強になりました。

 ではでは。

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