« そこにあるリアル | トップページ | 発想 »

2011年11月19日 (土)

日本市場

 おはよーでござんす。旅行の疲れからか、完全に風邪をひいてしまいました。鼻水がとまらないのと、関節が痛くて・・・。やっぱり健康って大事ですよね。

 ここのところ連日のように今年の安値を更新している日本の株式市場なのですが、ほとんどのマスコミの論調がヨーロッパのソブリンリスクからの金融不安が原因で日本市場にも影響を与えているといった具合の解説をしていますが、はたしてそうなんでしょうか?

 リーマンショック前で比較しますと、NYダウは14164ドルから現在は11676ドルで、18%下落。激震地ドイツ市場は、8105ユーロから現在は、5800ユーロと29%下落。んで、日本市場はといいますと、18261円から現在は8359円と55%下落と、本来ならヨーロッパの金融不安のはずなのに、ダントツの下落率となっています。

 これって、アメリカのドル不安とか、EUのユーロ不安とか言っていますが、どう考えても日本市場が一番、市場の評価が低くなっているという事実があります。

 んで冷静に理由を考えてみますと、東証1部上場企業の中間決算が出そろったのですが、経常利益が前年同期比で28.4%減少しているんですよね。

 特に業種別では、電気機器が60.6%減。自動車関連が51.3%減と大幅な利益の減少がみられます。

 株価の指標の一つにPER(株価収益率)というのがあげられるのですが、

 PER=株価÷一株当たりの当期純利益

 一株当たりの当期純利益が減少すればするほど、PERの値が大きくなり、つまりそれは、株価が割高であるという指標になるわけですね。

 片一方で、世界の市場から凄く評価されているモノが日本にはあります。それは、円と日本国債です。世界中から円は買われ続けられており、日本国債も、スペイン、イタリア、ギリシャの国債が軒並み危険水域に突入しているのにも関わらず、日本国債はいまだに1%割れの超安定水準です。GDP比では、どこの国よりも最悪って言われ続けているのにですね。

 つまり、数字の事実としては、日本の民間企業の評価及び将来性に関しては市場は懐疑的であるのに対し、国に対しては最高の評価をしているということです。

 トヨタやホンダ、パナソニック、ソニーといった日本を代表する企業が素晴らしくて、国の借金とか考えると日本はダメになるといった論調は、真逆で考えないといけないと数字は物語っています。数字がすべてですからね。

 以上のことを考えると、2012年の動きも、なんとなく読めてくるような気がしますね。

 ではでは。

|

« そこにあるリアル | トップページ | 発想 »

「住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« そこにあるリアル | トップページ | 発想 »