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2011年11月11日 (金)

三種の神器

 おはよーでござんす。昔、コウエイのゲームで、大航海時代っていうのがあって、最初は小さい船で近場の国どうしで交易をし、お金を稼いだら、段々と大きな船を購入し、交易の距離を伸ばし、がっぽりお金を稼ぐというゲームがあったのですが、その中には、嵐が起きたり、病気がはびこったり、戦争があったりと、なかなか上手いことお金を稼げないように出来ているゲームで、非常に楽しかったのを覚えています。

 世界中の実質的な富が、ある程度一定であるとするのならば、新興国で多くの人の収入があがれば、それはすなわち、先進国の人が貧しくなるという結果になりますよね。

 昔、家電の三種の神器と言えば、『テレビ、洗濯機、冷蔵庫』でした。日本の名だたる企業が、いわゆる家電を、より便利に、より高機能に、よりリーズナブルに作り続け、メイドインジャパンの商品は世界中に広がっていきました。

 ここから、ふと思うのですが、エコポイントと地デジ化で、大量の駆け込み需要を生んだ結果、今、家電の売り上げ悲惨を極めています。

 テレビも、鳴り物入りだった3Dテレビが鳴かず飛ばずで、今、メーカーさん達は、『解像度を4倍くらいにしたら、またテレビは売れる!』と言っているそうです。

 ?? 最近、買ったばっかりの人達が、解像度をあげたテレビを買うのでしょうか?

 また、今後、爆発的な需要が見込まれるアジア市場において、解像度の高いテレビなんて必要とされているのでしょうか?

 どう考えたって、解像度が高いメイドインジャパンのテレビより、はるかに安い、でも解像度もひと世代前のテレビの方が売れるような気がします。

 最近、勢いの凄い韓国製の家電にしても、一昔前と違って、かなり品質も向上しているように感じます。

 つまり、日本の電機メーカーは、iPhoneのように、世界中の人がビックリして欲しがるような衝撃的な商品を開発しないと、既存の家電では、アジアの電機メーカーに勝てないということですね。超のつく円安になって競争力が復活しない限りね。

 パナソニックが、尼崎の最新工場を閉めたり、大幅な人員削減をするのも必然であるということですね。

 でも、日本を支えてきた大量生産・消費型の企業の没落は、その企業に雇用されている人達も多いことでしょうから、とんでもない数の失業者が出てくるような気がするんですよね。だって、オリンパスで連結従業員数で約4万人弱ですよ。

 当然、失業者の増加は、治安の悪化、消費の減退につながることでしょうし、それは、不動産業界にとっても人ごとではないということですね。

 世界の富は一定で、今まで、低収入だった他国の人達がちょっとづつましになってくるということは、結局、まわりまわって自分に直結するということですね。

 日本が高度経済成長で、アメリカの製造業を壊滅的にしたのと同じことが、日本で起こっていて、その流れは加速中ということです。

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