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2011年11月10日 (木)

夢の通貨の破綻

 おはよーでござんす。グローバル化、グローバル化って叫ばれて久しいですが、そもそもグローバル化して良かったことってあるんですかね?

 2日の日経新聞には、中国の不動産価格の下落が本格化の兆しが出ていると書かれています。日本の株式市場も、今や、完全にNY市場のミラー相場になっていますし、世界中がグローバル化した結果、一つの国のほころびが全世界を脅かすという異常な状態になっています。

 とうとう、イタリアの10年物国債利回りも、危険水域の7%にタッチしてきております。以前であるなら、はるか彼方のヨーロッパでおきた出来ごとなんて他人事で済んでいたものが、日本経済を直撃するという構図になっています。

 まっ、構図は簡単で、ギリシャ国債やイタリア国債で毀損した金融機関や投資家軍団が、補てんの為に、新興国に投資しているお金を引き上げた為に、新興国の資金がショートし、新興国相手に貿易をしている日本企業が直撃を受けるという構図ですね。韓国との為替スワップの拡大も、その口です。もしも、韓国がドル決済出来なければ、困るのは、日本企業ですからね。

 そもそも、国民性や生産性、考え方、風土、国力等が違う国が集まって、同じ通貨を使うということが、やはり無理だったんでしょうね。

 ギリシャにしろ、イタリアにしろ、次に言われているスペインにしろ、もしもデフォルトをおこしたとしても、自国通貨を保持していれば、強烈な通貨安になり、一時的に国民はインフレによる苦しみを受けますが(これは借金を払えないわけですから、仕方がないこと)、通貨安により輸出力や観光業が復活し、早いこと立て直しが出来るんじゃないかと思うのですが。

 実際、ロシアのルーブルも、アルゼンチンも、韓国も、メキシコも、国が無くなったわけでもないですし、結局、復活を果たしています。

 結局、実体経済をはるかに超えた、デリバティブを駆使した投機資本を規制し、資本のグローバル化を制限しないと、一つが悪くなれば全部が悪くなるという、常におびえた状態でいないといけないという、しんどい状態が続くことになります。

 だって、日本の不動産価格が、日本独自の理由で動かずに、はるか彼方のヨーロッパの小国の出来ごとに左右されるのは、やっぱりおかしいと思うのでした。

 ではでは。

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「住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

「はるか彼方のヨーロッパの小国の出来ごと」ではなく、日本の土地を購入しようとしている人のふところ具合なので国内事情なのでしょう。また、地道に稼いでいけば安全・安心の日本(であれば)の土地は上がるでしょう。

投稿: | 2011年11月11日 (金) 16時28分

 そうなってくれれば良いのですが。
 色々と、構造そのものが変わっていきそうですね。

投稿: のりぞー | 2011年11月12日 (土) 09時34分

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