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2012年2月16日 (木)

日銀の方針転換

 おはよーでござんす。いや~、火曜日はビッグニュースが2つも飛び込んできましたね。不動産にとっても、ものすごく連動するニュースなので、見解を書いておきますね。

 まず一つ目は、マイナンバー制度。14日、政府は、国民一人一人に番号を付けて納税記録や社会保障情報を管理する共通番号「マイナンバー」制度を導入するための「個人識別番号法案」を閣議決定しました。

 これに関しては、情報漏えいなどのデメリットを言われていますが、今でさえ、健康保険にしろ、運転免許証にしろ番号が振り分けられているのですから、今更ですよね。お金の流れとかを捕捉できそうで、遅すぎるぐらいです。

 そして、メチャクチャ重要なのが、日銀のインフレターゲットの導入ですね。あれほど抵抗していたのに、政治圧力に屈した形ですね。

 先月の下旬にFRBが2%のインフレ目標を明示した後追いみたいな感じで、笑っちゃうのですが、今までの日銀の姿勢からいけば快挙でしょ。

 国債に限定した10兆円の追加緩和もあってのサプライズだったのですが、俄然面白くなりますよ。

 というのも、消費者物価指数の動きを図解してあるのを見ていただいたらわかると思うのですが、

4720

 デフレ不況が叫ばれる日本において、1%の物価上昇って大変なことですよ。ましてや、彼らはお役所仕事ですので、決めた以上、必ず達成にこだわります。今までは、それが嫌だったんでしょうね。

 金利は、これ以上下がらないところまで来ているので、金利をいじくるわけにはいかないとなると、残されて手段は、さらなる緩和=お金を需要がなくてもジャブジャブと市場に放出するしか方法がないということです。

 アメリカでもそうですが、QE1、QE2とお金を放出した結果、お金が向かった先は、株式市場です。行き先のないお金は、そういう方面にいくんですよね。

 結果論になりますが、あのリーマンショック以降、やばいといわれ続けたNYダウはリーマン前まで戻り、企業業績も堅調なところが続出。時間をおいて、じんわりと市中の景気にも好影響を与えるんでしょうね。

 資産インフレありきの、実体経済への好影響ということです。インチキですけどね。

 でも、日銀がそういう方向へ舵をきった以上、日本もそうなります。まずは、お金があふれた先に、どこへ向かうのか?

 あとは簡単ですよね。

 資産が毀損しないよう、ついていくだけです。

 ではでは。

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「住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

のりぞー様に質問です。
そしたら銀行はまたどんどんお金を不動産業者に貸付て、どんどん不動産の価格が上がって行くんでしょうか?

投稿: 新人 | 2012年2月16日 (木) 13時16分

そんな簡単にいくわけねーだろ(笑)。
ゴール示したところで、いままで日銀が指標に置いていたことを公にしただけ。

投稿: | 2012年2月17日 (金) 06時40分

>新人さん、名無し様へ

 まず、今回のターゲットに関しては、今まで漠然とした表現だったものが、発信としてより明確な表現になっただけというのは間違いのないことです。
 ただし、今回の明確な表現は、当然のように政治やマスコミからチェックされるわけですし、お役人としてのつまらないプライドもあることでしょう。
 目標達成のために、もしも積極的に金融緩和に動くのならば、まず、海外投資家たちの目がかわります。
 現に、輸出関連企業などに外人から大量の買いがはいっており、日経平均を押し上げる要素となっていますよね。
 また、株価上昇により、経済活動が活発化してくるのならば、金融機関も貸出を緩めることは十分に考えられます。
 良くも悪くも、横並び的発想な風土ですから、弾みがつけば大相場に発展することは十分に予想されます。
 調整はあるでしょうが、FRBやECBの動きが緩和の間は、買い買いでいいんじゃないでしょうか。

投稿: | 2012年2月18日 (土) 10時53分

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