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2016年8月25日 (木)

有利子負債の増加

 おはよーでござんす。マッチポンプって言葉があるように、まさに、今の不動産金融市場は、マッチポンプの様相です。

 というのも、異例の異次元緩和を続けている日本において、大量の資金の行き着く先は、やはり不動産市場なわけで、現在、三菱地所、三井不動産、住友不動産の大手3社の2016年3月期の有利子負債残高は3社合計で約7.6兆円にものぼります。

 その3社の売上合計が、約3.4兆円ですから、実に、売り上げの2倍の借金をしているわけですね。

 これを、自分の会社にあてはめて考えたら、恐怖でしかないですよ。

 なぜここまで、財閥軍団が強気の借入を出来るのかといいますと、それは、出口が明確に出来ているからですね。

 それは、リートになります。財閥系を中心にする大手不動産業者は、大量の新規開発を行い、それをリートにおろすを繰り返しているわけです。

 そのリートを、今度は、日銀が買い取るわけですから、これをマッチポンプと言わないでなんというのでしょうか。

 でもね、当然のことなのですが、それだけ新規の供給が出れば、当然、空室率も増えるわけで、いつの日か、このスキームがパンクするのは目に見えているんですよね。

 人口がバンバン増えているとか、新規で立ち上げる企業や会社がバンバン増えているのなら、住居やオフィス需要も高まり、このスキームも成り立つのでしょうが、そんなわけないですからね。

 最後にババを掴むのは誰になるのか、東京オリンピックに向けて、壮絶なババ抜きが始まりそうですね。

 ではでは。

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「住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

内容に同意!
新築により古い物件を駆逐する・・・
恒常的にスクラップ&ビルドは繰り返されないといけませんが、目の前に縮小社会があると・・・ちょっと不安。
 では、どういうシナリオで弾けるのか?
(弾けずに調整するのか、などなど)
 イメージが大切だと思いますが、どんな想定がありませか?

投稿: 通りすがり | 2016年8月25日 (木) 12時55分

>通りすがり様へ

コメントありがとうございます。
昔から、政商の皆様は、政府の方針に乗っかるだけで大儲けなわけですから、日銀が買い取り止めーの号令を出す前に調整はされるでしょう。
ババを掴むのは、いつの時代も、個人投資家です。
山高ければ谷深し。オリンピックというモルヒネを打ち込んだつけは、相当キツイんじゃないかと思います。

投稿: のりぞー | 2016年8月27日 (土) 09時19分

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